静かな生活 ~ 東京で双子育児 ~

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図書館で借りた本【2】

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*** 双子2歳3ヶ月 ***

前回の記事(→☆)のつづきです。
今回は、我が家の子ども向けというよりも、
自分の興味のおもむくままに借りてみた本です。


●双子がもう少し大きくなったら読みたい絵本(年中~小学生)

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■あおくんときいろちゃん

コメントで話に出た絵本。私は読んだことあったのですが、
今回、双子にも読んでみましたが…まだポカンでした^ ^;

具体的なモノはなにも描かれておらず、あおいマル=あおくん
きいろいマル=きいろちゃん、の登場人物で物語が進んでいきます。
双子は青マルがあおくん…というのは理解したようなのですが、
もう少し先のほうが楽しめそうです。

レオ・レオニ、私が小学校低学年の時に、クラスで大流行して、
みんなこぞって読んでいた思い出があります。
大人になって読み返してみても、やっぱりすごいなぁ…


■きつね森の山男


こちらもコメントで教えてもらった絵本。馬場のぼる氏の絵本デビュー作。
馬場ワールド全開で、本当に楽しかった~^ ^

キツネと殿様(人間)の争いに巻き込まれた山男。
問題解決のキーアイテムはふろふき大根だった?!

扱いようによっては説教臭くもなりうる内容なのですが、
もう、どこまでもユーーーモラス!!!これぞ馬場のぼるパワー!!
脱力します、いい意味で…(-v-)


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■このフクロウったら!このブタったら!

「ふたりはともだち」などのがまくんとかえるくんによる「ふたり」シリーズの
アーノルド・ローベルの絵本。
ケーキで天気予報するフクロウだの、とべるのにマイカーに夢中になるフクロウ、
グリーンピースをうまく食べられないマナー講師ブタ、とある事情で地震を起こすブタ…
ぶっとんだフクロウ&ブタが次々に登場します。

このほんわかな絵に反して、キョーレツなユーモアがたまらないわ~…

実はこれ、世間一般向けの作品ではなく、ローベル氏の友人に宛てて書かれた絵本なのだとか。
もともとはモノクロ作品で、ローベル氏の没後に発見されたものに、ローベル氏の娘の、
エイドリアン・ローベルが彩色して出版した、いわば“共作”なのだそうです。
それを後から知ってびっくりしたのですが、娘さん、美術学校出身なのですね…


実は最近、バーゲンブックにも目を向けるようになりまして…(-v-)
「バーゲンブック」とか「バーゲン本」で検索すると、出版社の倒産などで
絶版になった本が、安価で売りさばかれているんですね…

この絵本、ネット上で色々と漁っている時に目をつけていた何冊かのうちの一冊です。
内容を知らずに買うのもイヤなので、図書館で借りてみたのでした^ ^;
(案の定、この絵本以外の数冊は、個人的にはハズレ…飛びつかなくてヨカッタ…)

双子に読むにはまだ早いと思うのですが、
これがよかったので、「かえるもヒキガエルもうたえる」も気になりだしました…
また借りてこよう^ ^



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■げんきなマドレーヌ

友達と「マドレーヌちゃん」の話が出て…
マドレーヌは知っていたけど、どんな話だったっけ???
と思って借りてみたのでした。

ほうほう!これはいい絵本ね…
パリの寄宿舎で生活しているマドレーヌちゃんのお話なのですが、
絵の背景にパリの名所が描かれていて、大人はちょっと観光気分^m^

このシリーズ、10冊以上あるようなんですが、今はベーメルマンスの孫が引き継いで描いているのね?!
(写真見たら、不健康そうなお兄ちゃんだった…(-v-)といっても40代だけど…)
しかも訳が、この一作目は瀬田貞二なのですが、最近のは江國 香織…
(瀬田貞二さん、好きなのですが…亡くなっているからね)

グッズもたくさんでているし、マドレーヌちゃんも現代化しているのね(-v-)
ちょっとシリーズを追って読んでみるのが楽しみになりました^ ^


■まるまるまるのほん


こちらもコメントで話題に出たので。
本屋で立ち読みしたことがあって、おもしろいなー!と印象に残っていた絵本です^ ^

マルをクリックすると…どうなる?!
本をゆすってみよう…すると?!

絵本を“読む”というよりも“遊ぶ”絵本という感じの、今までになかった絵本!
おはなし会にもウケそう^m^

訳者・谷川俊太郎氏のあとがき↓↓

「えほんのページが タッチパネルになってるよ!
アプリはきみのゆび きみのこころ、
おとをつけるのは きみのくち、
おして こすって かたむけて
きみもまるまる まるになる」


紙に置き換えられた電子ブック!
アナログ→デジタルという急速な変化の時代の中でこそ生まれた作品。
本来のアナログの良さ・おもしろみを、現代の流れに逆らわず伝えていく手段が、
作者にとっては、この形だったのでしょうね。

なんというユーモア!!

もしかしたらこの手の絵本は、何十年・何百年と残っていくものではないのかもしれません。
しかし、この時代には必要だった!そんな“今の感覚”が反映された絵本です。


●自分用に借りた本

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■おえかきウォッチング

こちらもコメントで教えていただいて。
後から気づいたのですが、私が甥にプレゼントした絵本「おたすけこびと」の著者でした。

点々 → ジグザグ → グルグル → マル → 頭足人 → 基底線

子どもの絵がたどる進化の過程や、子どもの絵にみられる特徴的な表現など…
やさしい話し言葉で解説されています。


本書を通して、首尾一貫して
「子どもを型にはめないで!子どもが自分で発見する喜びを奪わないで!」
と要所要所で書かれています。
なんだか、作者の悲痛な叫びのような感じ。

私自身は、子どものお絵かきに口出ししたことないですし、
具体的なモノを描かせることすら好きではないので、
え~?!そんなつもりないけどナ~?!と思ったのだけれど、

思い返せば和久洋三さんの講演会でも、大人が口を出しすぎる、
子ども本来の表現ではなく大人が喜ぶ絵を子どもは描く、それだけ子どもは大人に気を使っている…
というお話もありました。

園や学校にせよ、家庭にせよ、教育現場に接する機会の多い方々の目から見たら、
よっぽど今の親や指導者は、子どもの表現の芽を摘んでいるのでしょうね…

自覚が無いだけで、実は私も色々やらかしているのかもなぁ(- -)。。。
気をつけなくちゃ…

ともあれ!子どもの絵が進化していくのを見るのが楽しみになりました^ ^


■急行 北極号


こちらもコメントで教えていただいた絵本。
クリスマスのお話ですね。
クリスマスに、サンタの住む北極点に汽車に乗って出かけるのですが…

この今までのクリスマスの話にはなかったストーリー展開と、
独特な絵のかもし出す、少し翳(かげ)りのある空気感と言ったら…

夫も社会人になってからこの絵本を読んだことがあるそうで、
特に絵本好きなわけではないけれど、「ほしい!」と思ったのだとか。
(訳者が村上春樹だからというのもあるのか???)

後から調べて知ったのですが、昔ヒットした映画「ジュマンジ」の原作者なのですね。

ちなみに、文章はフツーにばんばん漢字で書かれており、ルビもふられておりません。
橇(そり)とか鞭(むち)とか、大人でもスンナリとは読めなかったり書けなかったりする
漢字がどんどん出てくるのでビックリ。

大人も子どもも、それだけの知識と教養をたずさえて、ついてこい!
という村上春樹流の叱咤激励なのか???深読みしすぎかな…^ ^;


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こちらは、絵本の歴史を少し紐解いてみたくなり…
現代日本で絵本作りをするにあたって、基礎となったであろう外国の作品。
そんなものに注目してみました。

■マックスとモーリッツ

1865年(!)に発表されたドイツの絵本で、日本で出版された翻訳絵本の第一号なのだそう。
日本で言ったら江戸期の最後の最後ですね。歴史的資料とも言えそう。

これが面白くて…
イタズラ小僧の2人組みの、イタズラの数々やその結果の顛末が
描かれているのですが…

さすが江戸期!(ドイツだけどね)
もうね、イタズラ=犯罪だし、その結果というのがもう残酷すぎ!!
「悪いことしたらこうなるよ!!!」という極めて教訓的な内容のハズなのですが、
表現がストレートかつ過激すぎて、現代なら発禁か有害図書になるんじゃなかろうか 笑
ブラックユーモア満載。おもしろ過ぎです…(-v-)


■もじゃもじゃペーター

1845年・ドイツで発表なので、マックスとモーリッツよりもさらに20年さかのぼりますね。
これは、クリスマスにやっていた仕事を通して知った作品なのですが、
こちらも教訓にあふれながらも、現代の私たちから見たらぶっとんだ絵本 笑

両親が外出しているのをいいことに、興味本位でマッチで火をつけてみる女の子。
ネコたちが止めたのに言うこともきかず…しまいには、エプロンに燃え移って…
えーっ?!そうなる???!!!

絵本をとおして子どもに教訓を刷り込ませよう!!!という意識で絵本を読むのは
本当~に邪道だと思いますけれど、これは別物だな(-v-)

因みに、この「もじゃもじゃペーター」、どこかで見たことあるな~…と思ったら!

mojamoja.jpg

↑せなけいこ「もじゃもじゃ」。

これ、絶対にホフマンへのオマージュですね。
話は全然違うんですけどね。

そういえば、せなけいこ作品って、「エーッ?!そんなブラックな展開?!」と思うことが多いのですが、
この「もじゃもじゃペーター」や「マックスとモーリッツ」でも感じたことでした。
人間の理性じゃなくて本能に恐怖で訴えかける感じ 笑
せなけいこ氏、この時代の洋書をすごく読んでいる気がします。

物語そのもののおもしろみもさることながら、そんな背景を妄想しながら読むのも楽しかったです^ ^


もじゃペーは出版社や訳者を変えながら出版され続けており、
色々な版を読み比べるのも楽しそう!^ ^

どちらの絵本も、今回読んだものが気に入ったので、手元に欲しいな~と思ったのですが、
このほるぷ出版のものは絶版なのですよね…

図書館で借りたものは、相当前に出版されたものなのに、
もんのすごくきれいで折り癖もなかった…
もしかして、借りたの私が初めて?!と思うくらい。
読む人いないんだったら、私にオクレ~~~(-v-)

マックスとモーリッツ、現時点では中古でもなかなかのお値段ですしね…迷います。


以上、図書館で借りた絵本でした。
なんだか最後に細部に入り組んでスミマセンでした…(-v-)。。。


【おまけ】

IMGP2742.jpg
↑娘「みんな、おふろはいってるね~」とのこと。

IMGP2732.jpg
↑息子、のりをかじって「かいだん~」とのこと。

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9 Comments

あやか says...""
えええっ?村上春樹の絵本の訳本なんてあるんですね!知らなかった、ほぼ村上春樹作品読んでる読者としては読んでみらねば!
訳しだいで本ってほんとにどうにでもなっちゃいますよね。

わたしは、『つみきのいえ』と『ちいさなあなたへ』この二冊が自分の鉄板です。ちいさなあなたへは、何度読んでもじーん。
わたしが購入した当初は、本の帯、ハイヒールももこ絶賛、だったんですよ、(笑)、それでパスしてて(失礼な)、でも気になって中身もみずにネットで。そして大当たりでした。
あとは、清川あさみの、刺繍の絵本たち、これは純粋にきれいなので大好きです。

高山なおみさんが文をつけているアンドゥあたりも、大事にしてます、これは紙が薄すぎて怖くて娘にはまだ見せてない(^_^;)
2015.01.31 10:28 | URL | #- [edit]
あやか says...""
そうだ、アンドゥつながりで、ブローチも大好きです。内田ややこって、親の七光りじゃないんだ、と思わせられました。

わー、どこにしまったかな、久々取り出してみよう。ほかになにか大人の絵本のおすすめありましたらぜひ教えてください!
2015.01.31 10:32 | URL | #- [edit]
Hiro says..."No title"
大好きな村上春樹が訳している。知らなかった。
すみません、はじめまして、初コメです。いつも読み逃げばかりしていました。
海外生活(日本語での育児中心)なので、日本語の絵本についてはインターネットからの情報だけが頼りで、こうした情報は助かります。そして年齢幅広くて大人の私のも発見がある情報っていいですね。
とりあえず「もじゃもじゃ」を買うのを検討です。子どもが好き系です。それに加えて、やはり春樹さんの訳絵本を、子どもには早いけど手に入れたいですね。
2015.01.31 20:27 | URL | #- [edit]
ミイ says...""
へえ〜、村上春樹訳の絵本!電車だし。これは欲しいです♡見てみよう!
絵本は際限なくなってくるので、困りもの。
だるまちゃんとてんぐちゃんの作者が、地球 宇宙 と言う絵本を出していて、地下鉄の出来るまでに似ていて楽しかったです。本屋で立ち読みしただけなのでチラ見ですが。
今は洋書の仕掛け絵本がお気に入りです。バスのタイヤが回ったり、ワイパーが動いたり。壊されない様に厳重保管しながら息子と毎日読んでますよ。
2015.02.01 20:50 | URL | #- [edit]
静かな生活 says..."あやかさんへ"
おぉ…あやかさんは村上春樹ファンなのですね…!!
そして…大人の絵本も大好きなのですね?!
出てくる出てくる…笑

『つみきのいえ』と『ちいさなあなたへ』『アンドゥ』は知らなかったです^ ^
でも、じーん…?!
私、ヘソまがりなので、感動系がニガテなんですが…大丈夫でしょうか 笑
(結婚式でも、これは泣ける!という演出をことごとく排除…
で、最初やることが無くなってしまったという…(-v-))

清川あさみさんの刺繍、そうそう絵本なんかも出しているのですよね~^ ^
以前に立ち読みしたところ(グスコーブドリだったかなぁ…???)
絵本というよりもアート本の範疇な気がしますけど、アートとしてすごく好きです!

ブローチは、出版された当初、本屋さんで立ち読みしました(また…)
具体的な内容は忘れてしまったのですが、
後から内田ややこさんって知って、私も意外だった記憶があります^ ^

未読のもの、図書館でみてみますね~^ ^
2015.02.02 07:48 | URL | #- [edit]
静かな生活 says..."Hiroさんへ"
Hiroさん、はじめまして!^ ^
ブログをご覧いただき、コメントまでいただいて、とても嬉しいです!!

少しブログ拝見しました~!^ ^きものスタイリスト…ステキすぎる!!!
モードな世界でお仕事をされているのですね~!ヒー!別世界!

そして…NYで双子ちゃんを育てていらっしゃるのですね!!
毎日、お疲れ様でございますm(_ _)m
「やえもん」ビリビリ…笑

『理解がないと発音が出ない』私も目からうろこでした。言葉に関して、
「あ~、インプットはできてるんだろうけど、アウトプットはできないんだな~」
と思う時が、我が家ではあるので、きっとそういう段階を踏んでいるんだな…と、すごく合点がいきました。

あと、レイジー・スーザンも勉強になりました(-v-)
いいですね、レイジー・スーザン^m^

あぁ…我が家に埋蔵されてしまっている着物を発掘してあげないと…
2015.02.02 08:09 | URL | #- [edit]
あやか says...""
ちいさなあなたへ、は学校図書推薦になってますね。
つみきのいえ、は、もともと短編アニメーションで、何かの賞(かなりすごいやつだったのに、ど忘れしました、、、)をとったもの、動画のほうが先です。とてもいいです、淡々としていて。

そうそう、村上春樹訳の絵本、おもいだしました、おおきな木、もでした。お陰さまで思い出しました。これは英語版もってるから買ってないけど、村上春樹が訳すとどうなるか気になってきました!
2015.02.02 08:59 | URL | #- [edit]
静かな生活 says..."ミイさんへ"
やはり…ミイさんも、村上春樹氏には好反応…(-v-)
人気あるなぁ。
オールズバーグの絵本は、だいたい村上春樹氏が翻訳を手がけているみたいです。
これは、大人っぽい絵本でしたね。
だって、見るからにクリスマスの絵本じゃないでしょ!笑
2015.02.04 00:42 | URL | #- [edit]
静かな生活 says..."あやかさんへ"
つみきのいえ、今日図書館で借りて読みました!よかったです!
アニメも見てみたい~^ ^

「おおきな木」、名作絵本ですよね~^ ^
私が小さい頃に読んだ時は、村上春樹氏の訳ではなかったはずなので、
えっ?!と思って調べたら、新訳が出たのですねー!
これは知らなかった~~。英語版+新旧の日本語訳を比べるのも面白そうですね~^ ^
2015.02.04 00:46 | URL | #- [edit]

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